2014年05月12日
あれから15年・・・

前回の写真の頃から15年後の姿です。今から3~4年前で若干リグの配置などが変わっていますが、大きく変化はありません。細かった頃の面影は何処へやら・・・完全に輩へと変貌を遂げました。
数年前に昔からの友人と待ち合わせしていました。私は普段とおりの立ち姿と表情でフツーに立っていただけでしたが、待ち合わせ場所に現れた友人の第一声は「目つき悪っ!!」でした・・・
ま、それはさて置き。男は黙ってピンクマガジンです。いや、ピンク雑誌ではなく、ピンク色の弾倉です。勿論実戦用は派手な色を付けませんし、これはあくまでもトレーニング用です。何故トレーニング用は派手な色を付けるのか?それは、トレーニングの際は空弾倉は地面に置き去りにするので、終了後の回収を容易にするためです。
では、なぜ空弾倉を地面に落とすのか?戦闘の最中に空弾倉を回収することほど無駄で自殺行為に近い行動はありません。戦闘中に空弾倉を回収する意味は何ですか?物品愛護の精神が射手の命より重いとでも?普段の訓練でやっていることは、実戦で思わずやってしまいます。ですから、悪い癖は訓練の段階で断ち切る必要があるので、トレーニングでは躊躇なく空弾倉は置き去りにします。
補給がままならないので、空弾倉は回収すべきとの意見も聞きます。しかし、弾倉の供給がままならない状況であれば、弾薬の供給状況も同じかもっと悪いでしょう。コバート・オペレーションでもなければ、戦闘中に空弾倉を回収する必要はありません(むしろコバート・オペレーションであれば、薬莢も刻印のないものを用意する必要があります)し、本気で戦争する気であれば弾薬だけでなく弾倉も大量に製造するのが常識です。
トレーニングは新しい技術を身に付けるためだけではなく、悪い癖を断ち切るのもその目的です。
Posted by Shadow Warriors Training at 22:19
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