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Posted by ミリタリーブログ at

2023年05月01日

ブログ更新について


 長らくブログを更新しておらず申し訳ありません。4月の初めに在日米軍を退職し、19年6ヶ月続けた予備自衛官も退職し、新たな任務に就いた関係でブログを書く暇がありませんでした。
 ですが、少し余裕が出てきましたので、そろそろブログを更新し始めますので、もうしばらくお待ち下さい。

SWT田村
  

Posted by Shadow Warriors Training at 00:15その他

2022年09月03日

James Yeager


 私の15年に及ぶ友人であり実戦的なトレーニングの道を示してくれたインストラクターであるTactical ResponseのJames Yeager氏が、筋萎縮性側索硬化症により死去しました。彼のトレーニングは単なるスキルの習得でなく、現実世界の問題点に対する考え方や戦術に主眼を置いたものであり、世界中から軍人や警察官がトレーニングを受けに集まる理由になりました。

 Tactical Responseは今後も経営を続けますので、ご興味のある方は是非一度受講してみて下さい。  

Posted by Shadow Warriors Training at 12:27その他

2022年04月11日

ウクライナ侵攻に関し思う事


 ウクライナ侵攻に関する報道番組などの中で、仮にロシアや中国が本気で日本を攻めてきた場合に現状の自衛隊の戦力・装備・予算などは十分と言えるのか?と言った発言が聞かれます。少し前ではこのような発言はある意味タブー視されていたことを考えると、こういった意見・疑問を公共の電波に乗せて発することが出来る時代になったことは、良くも悪くも国防に関する議論を進めるきっかけになるかと思います。ただ、この問題に関しては国民のコンセンサスは必要ではあるものの、最終的な決断は政治家が行うものであるといった特性を有します。

 それよりも自分としてはもう一歩踏み込んだ意見・疑問を政治家相手ではなく国民全体に投げかける必要があると感じます。それは、「侵攻された際に命を懸けてでも徹底的に抗戦する意思はあるのか?」です。SWTとして接する方々はそもそも我が国の独立や治安を守るために存在する方々であることから「YES」以外を答える人はいませんが、SWT以外の場で接する人とこのようなトピックを話す機会があったとしても「YES」と答える人がほぼ皆無であることに失望感を覚えています。


 抗戦とは必ずしもゲリラやパルチザンの様に武器を手に取って直接敵と戦うだけではありません。敵の侵攻速度を遅らせたり、敵の位置や部隊編成などに関する情報を集めたりする「裏方」の仕事も抗戦です。もしかすると一般の方はこういったレジスタンス活動に関する知識がないだけかも知れませんが、残念ながら前述の「YES」と答えなかった一般の方々のほとんど全員が「自分はどうでもいい」と言われてました。

 いやいや、生活の場が滅茶苦茶に破壊されたり自由が制限されたり、食料調達もままならずインフラも機能しない。そんな状況に陥っても「自分はどうでもいい」と言えるんか?別に命を無駄にしろとは言わんけど、蹂躙されるがまま受け入れるんか?これぞ平和ボケといった反応を目の当たりにして愕然としました。

 「戦う」ためには戦術や技術やそれなりの道具も必要となりますが、「生き残る」ためにはマインドセットが必要です。逆に言えば確固たるマインドセットがあれば生き残るための準備は整っています。レジスタンス活動に関する知識がないだけであれば必要な状況が迫れば訓練すればいいのですが、そもそも生き残るためのマインドセットが欠如している様な状態であればスタートラインにすら立たせることが出来ないので、この国が他国に侵略される事態に本当に陥った場合は極わずかな現有戦力だけで戦うしかないのか?と改めて思い知らされました。  

Posted by Shadow Warriors Training at 22:21その他

2022年03月20日

ロシアによるウクライナ侵攻への対応について


 混迷を極める状況にあるウクライナへの支援とソ連時代と何ら変わることのない今回のロシアによる暴挙への対応としてSWTとして何が出来るのか、ここ数週間悩みながら幾つかのアクションを起こしました。

 先ず言っておきますが、現時点においてはInternational Legion of Defense of Ukraineへの参加はしません。その理由として、志願者の選定に統一されたスタンダードが存在するのか、かなり怪しいからです。

 欧州の訓練仲間からの情報によると、国によっては全くの軍隊・警察の未経験者も採用されているようであり、集まったところで「部隊」として機能出来るのか大きな疑問があります。また情報によれば、志願者はポーランドとの国境からリヴィウ(Lviv)へ向かうように指示されているようで、そこで軍・警察経験者と未経験者との分けられているとのことです。選別後、経験者はさらに東の地域にある現地部隊の元へ送られ、未経験者はポーランドとの国境付近にて4週間の訓練を受けてから現地部隊へと送られる計画であるとのことです。選別基準も怪しい上に未経験者への訓練もたった4週間となると、戦える部隊が編成されるとは思えません。

 なお、空路でワルシャワ入りしウクライナ国境へ向かおうが、ヨーロッパの別の都市から陸路でポーランド入りしウクライナ国境へ向かおうが、どのルートもロシア側には既に把握されています。情報管理だけでなく部隊防護の観点からもかなり脆弱であると言えます。

 よって、現時点でSWTとして行動した内容は、赤十字と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を経由した戦争難民への支援です。また、戦闘衛生コースの開催に支障を及ぼさない程度で、手持ちの戦闘医療品(止血帯、バンデージ、止血剤、経鼻エアウェイ、脱気用ニードルなど)をウクライナ当局の手に渡るように欧州の仲間を通じて提供しました。

 この戦争がどのような形でいつまで続くのか。状況を見極めながらアクションの継続・アップデートを行っていきます。

Support Ukraine! Protect the freedom! Fuck the communism!  

Posted by Shadow Warriors Training at 22:56その他

2022年02月27日

SUPPORT UKRAINE


  

Posted by Shadow Warriors Training at 20:10その他