2013年04月19日

High Risk Civilian Contractor訓練(10)

High Risk Civilian Contractor訓練(10)
 日本の警察や自衛隊は訓練で撃つ弾数が少ないと言われますが、外国でもそれほど変わりません。確かに日本より弾数は多いですが、特殊部隊やレンジャーでもない限り大差ありません。よく自衛隊が訓練でやる「口鉄砲」をバカにする方がいますが、実際米軍でも「口鉄砲」はやります。だから米軍の歩兵や警察のSWAT隊員でも民間のタクティカル・スクールに通うのです。軍や警察で撃つとなると予算が絡んできますが、民間の訓練であれば訓練生が自費で購入するので、公的な金は絡みませんからね。アメリカには色んなスクールがありますけど、幸い自分が深く関わることになったタクティカル・レスポンスは、射撃コースの内容の濃さだけでなく、戦術コースの内容の充実さに一目置かれています。まあ、時としてその過激さが全米中から批判を浴びることになるのですが...
 しかしながら彼らは批判を浴びれば浴びるほど、訓練により過激さを加えます。その理由としては、1)批判をする者はタクティカル・レスポンスで訓練を受けたことがない、ことと、2)タクティカル・レスポンスの修了生はより過激さを含めた充実度を求めているからです。例として、現役のデルタ隊員がコントラクターコースを受けた時には「I love this shit!」って大喜びしてたそうです。また、一緒に訓練を受けた陸軍特殊部隊の現役将校は「ここが重視するチームワーク訓練はレンジャー・スクールの非じゃない」と賛辞を述べていましたし、元SEAL隊員も「現役の時にこんな訓練がしたかった」と言っていたそうです。



Posted by Shadow Warriors Training at 11:17 │小ネタ