2021年01月09日

フラッシュライトについて(1)

フラッシュライトについて(1)
 技術の目覚ましい進歩によって、近年のフラッシュライトは一昔前のものとは比べ物にならない性能を有しています。私が大阪府警時代に使っていたLaser Product(現Surefire)社製の9Pライトはリチウム電池3本を使用し、当時最高の明るさを発揮すると言われていたキセノンランプを備えていましたが、それでも出力は90ルーメンでした。出される光はマグライトよりは白に近かったものの、蛍光灯で照らされた場合よりも照射対象が黄色っぽく照らし出される代物でした。

 まあ、自分より前の世代の方々にとっては、単1電池を4本使う超強力マグライトを取り付けたMP5が最高にクールな装備だったそうですが。

 あれからしばらくの間、様々なメーカーが出てきては異なるスペックのライトを次々と発表しましたが、大抵のものが60~100ルーメンであり、120ルーメンを超えるものは超ハイパワー扱いでした。それがLEDに取って代わった途端、急激にルーメン数が上がり始め、200ルーメンが最低レベルとなったかと思えば、今や400ルーメンあたりが最低レベルとなりました。中には800ルーメンを超えるものもあり、最近では1000ルーメン以上のものも珍しくなくなりました。

 まるで、ベ〇ータが嘆いたように、「スーパー〇イヤ人のオンパレード状態」です。
フラッシュライトについて(1)

 因みに、野沢語で言うと、シュアファイヤーのフラッシュライトは、「しゅあふぇいやーのふらっしゅれいと」になるのでしょうか?

 今回のシリーズでは、フラッシュライトに関するあれこれを述べたいと思います。

(2)へ続く



Posted by Shadow Warriors Training at 23:27 │小ネタ