2014年01月21日

Operation: RED WING (2)

Operation: RED WING (2)
 ローン・サバイバイー観ました。ゆっくりとした感じで始まり、中盤からは一気に進む感じで、2時間あっという間でした。以後ネタバレ注意!

 崖からの転落シーンは勿論痛そうでしたが、個人的には村人の家にて身体から破片を抜き取るシーン(1時間40分辺り)が一番見ていてリアルに痛みを感じました。自分なら手元にある道具でなにをどうするのか、観ながら真剣に考えていました。

 ラストではアフガニスタン人全員が敵ではなく、平和を望むアフガン人もまたタリバンと闘っているとのクレジットもあり、良かったと思います。ああいうのがないと、アフガン人=タリバン、イラク人=反米勢力との図式を単純に植え付けられてしまう人々が居るでしょうから。

 戦闘シーンにリアルさを持たせるために、俳優たちは現役・退役を含むSEAL隊員から徹底した訓練を受けたようです(若干、ガンハンドリングには一部好ましくない手法もありましたが)。戦術面では参考になりますので、是非見てみてください。劣性に立たされた状況でも各自がやるべきことをしっかりとやり遂げています。具体的には戦闘時に必要な3つの行動(撃つ・移動する・連携する)ですが、状況を判断して情報を共有するといった最も重要な部分がしっかりと描かれていました。

 コミュニケーション(伝達・情報共有を含む連携)は最も戦術的に重要な要素であるにも関わらず、銃撃戦時(極度のストレス下)では一番崩れ易いものです。個人プレーヤーの集まりはチームではありません。機能するチームには鉄壁のチームワークが存在します。訓練の参考として下さい。



Posted by Shadow Warriors Training at 20:27 │小ネタ