2018年06月24日

射場のデザインと訓練レベルについて(1)


 射場のデザインはそこで実施出来る訓練のレベルを左右します。場所的な分け方をすれば、上の様な屋外射場と下の様な屋内射場に2分されます。


 ですが訓練レベルの視点から見れば、これら射場は双方とも180°射場(レンジ)というカテゴリーに分類されます。

 どういう事かと言うと、銃弾を撃つ方向(ダウンレンジ)が1方向に限られていることから、ダウンレンジを向いた射手から見て前方180°にしか射撃が出来ないデザインであるという事です。ダウンレンジには弾を食い止めるためのバックストップが必要ですが、作ろうと思えば左右にもバックストップを設けることは技術的には可能です。ですが、各国の軍や警察の一般部隊では「安全管理」が「技術及び戦術レベルの向上」よりも重要視されることから、射手の前方に向けてのみしか弾が飛ばせない構造の射場が用いられています。

 では、180°射場(レンジ)しか使えない場合、360°方向に射撃が可能な全方向型射場を用いる場合に比べて訓練レベルを落とさざるを得ないのか?今回は射場のデザインと訓練レベルの関係について書いていこうと思います。
(2)へ続く



Posted by Shadow Warriors Training at 23:57 │小ネタ