2014年01月15日

Operation: RED WING

Operation: RED WING
 マーク・ウォルバーグ主演の映画「ローン・サバイバー(原題:Lone Survivor、日本公開は2014年3月21日)」のワンシーンです。

 2005年6月にアフガニスタンのKunar県にて実行されたレッド・ウイング作戦を基にした映画です。マーク・ウォルバーグが本作品の主役であり、この作戦の全貌を執筆した元SEAL隊員マーカス・ラトレルの役を演じています。

 この作戦では、11人のSEAL隊員と8名の第160SOARが戦死し、1名が負傷しました。作戦は、浸透・偵察段階であったレッド・ウイングⅠと偵察チーム(ラトレルを含めた4名のSEAL)の救出段階であったレッド・ウイングⅡとが存在しましたが、この映画では第1段階と第2段階の双方が描かれています。

 この手の映画ではしばしば残念な結果に終わることがあります。役者の動きが悪かったり、事実と異なっていたり、内容が変えられていたりと、映画化するにあたって原作や現実から離れてしまうケースが少なからずあります。しかしながら、この映画はそこそこ期待出来そうです。と言うのも、原作者であるラトレル自身を良く知る人物がプレビューを観て満足しているからです。プレビューを観たのは元SEALのブランドン・ウェッブ氏で、彼はラトレルがSEALスナイパーコースを受けている時の教官であった方です。

 また、この物語の登場人物で戦死者であるマイケル・マーフィー大尉(SEAL)は、死後名誉勲章を授与されており、その後就役した米海軍の艦船(アーレイバーク級第62番艦)にその名がつけられています。

 ちなみにラトレル氏はスナイパーコース等を修了していますが、本業はSEALメディックです。また、映画ではSEAL隊員として出演しています。

 国内封切りまであと2ヶ月ほど。期待して待つとしましょう。



Posted by Shadow Warriors Training at 20:19 │小ネタ